古河ASは、滋賀県に本社があります。今回のFAS NEXT!では、意外と知られていない本社や地域の様子を、2回にわたってご紹介いたします。今回はその1回目、社屋紹介です。
 
滋賀にある古河AS本社の社屋は、2014年竣工のメイン棟新築と既存棟の改修を経て現在に至ります。同年に日経ニューオフィス賞を受賞した魅力たっぷりの新社屋は見どころいっぱい。今回は社員が散歩気分で構内をご案内します。
 
さらに番外編では、主に設計・監理を担当されたNTTファシリティーズ様と、インテリアを担当されたITOKI様によるインタビューをお送りします。あわせてご覧ください。

 

古河ASへようこそ!構内散歩のお誘い


琵琶湖の湖東、鈴鹿山脈を望む明るい田園に、その風景を見守るかのように建てられた一際モダンな古河ASビル。近江鉄道本線の尼子駅を降りてすぐ、広々とした風景の中でランドマークとなっているのが、古河ASです。

それでは早速正門からご案内しましょう。

守衛所のある正門を入るとすぐ脇に看板があります。
ちょっと近づいてみましょう。

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社屋新築時、なんと遺跡が発掘され、学術調査で大変だったそうです。
ここではその長畑遺跡を紹介しています。
出土品の年代から、奈良時代後半から平安時代前期にかけて(8 世紀後半~9 世紀前半)のものと考えられますが、そんなに昔にも多くの人がここで活動していたなんて、不思議ですね。

 
さらにもう少し先には…

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赤い鳥居が目を引くとても小さな神社があります。末廣大明神と掲げられていますが、詳細は謎でした。重鎮社員が入社時にはあったと言っていますので随分古くからあるようです。ある時、就活で訪れた学生さんがなんとなく気になってお参りしたところ、守衛さんに目撃されて笑われながらも「多分受かるよ!」と言われたといいます。その後、晴れて採用された社員からのエピソードでしたが、ご利益があるのでしょうか。古河ASの七不思議?かもしれません。

 

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社屋玄関前の駐車場には充電ステーションもあります。
電気自動車の方も安心してお越しください。

 
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もう少し進んで、メイン棟の正面玄関横のプランターに植わっているこちらの植物は何だかご存知ですか?
実は2020年7月から、生物多様性保全への取り組みとして絶滅危惧Ⅱ類[1]に指定されている「オキナグサ」を従業員チームで育成しています。滋賀の冬を無事乗り越えるよう大切に育て、2021年春に無事開花しました!4〜5月季節限定なので、見られたらラッキーですよ。

 

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さて、正門を背に、右手前方のメイン棟に到着しました。

白い格子と信楽焼のレンガのコンビネーションが印象的ですね。エントランスの風合いある床材は、愛知川の川砂利からできています。

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それではいよいよ建物の中へまいりましょう。

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入ってすぐ、お客様をお迎えするのは受付とガラス張りの展示室

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加えてちょこんと並ぶぬいぐるみは当社の非公式(?)黙認(?)公認(?)キャラクター「あんちゃん、けんちゃん」。社員が描いたイラストがはじまりで、社内報などで活躍しています。今でも社員が各種作画をしています。社が最重要視している「安全」と「健康」からとった名前。将来、公式キャラクターに昇格するかもしれません。

 

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自然光が入る明るい展示室は、お越しいただいた方に当社自慢の技術と製品を「実際に見て、さわって、体感」頂けるスペースです。壁面と一部展示台のタッチパネルでは見たい情報を自由に閲覧し、受付前のフレームカーではiPadを使い製品の車載イメージをAR体験することができます。

 

つづいて、2階へご案内しましょう。階段を上がると…

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なんと中央部分が2階から5階まで大きな吹き抜け。美術館のようです。
実は、こちらには自然エネルギーが活用されています

まずこの明るさ。実はトップライトから入る自然光が木洩れ日状に拡散され、吹抜け全体に広く深く、優しい光が注がれます。自然光をそのまま室内照明として使う採光システムなので電力が不要となっています。
参考:株式会社マテリアルハウス「スカイシャワー」

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さらに、春夏秋は温度差による換気ができて、冬は温室効果による空調負荷の削減ができるよう工夫されており、立地の自然エネルギーを最大限活用した設計になっています。

そしてその状況も、モニターで一目瞭然。適時に窓を開けるなど、古河ASでは、みんなで環境づくりをしています。

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さて、各フロアも見てみましょう。
どのフロアも見通しよく明るい空間が確保されています。

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初公開?!実は社長室もガラス張りなんです。
こうした個室には目隠しのロールスクリーンが設置されているのですが、皆あまり使いません。

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ご覧ください。解放感いっぱいの上層階からの眺め。社員もお気に入りです。
「360度パノラマの風景は、琵琶湖、伊吹山、鈴鹿山系が望め、晴れると最高ですよ。夏の花火大会の時期には、彦根や高宮の花火もよく見えます。」

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つづいて隣の棟へ。2階の渡り廊下からまいりましょう。

渡り廊下を抜けると、広々した食堂があります。お昼時は賑わい楽しい雰囲気。

2020年3月のリニューアルにより、格段においしくなったと評判です。メニューのバリエーションが増え、好きなものを色々組み合わせることができます。さらに、オートレジやレイアウト変更で待ち時間が減り、利便性もUPしました。

 

最後に、外の駐車場をご案内しましょう。

あ!ドクターイエローが通りました!

ちびっ子に大人気!社員からはこんな声も。
「オープンオフィスの時に社長室の窓から見える新幹線に釘付けになっているお子さんがいたのが印象的でした。」「新幹線と近江鉄道の線路沿いにありますので、鉄道好きの方にはうれしい誤算かもしれませんね。ドクターイエローを何度も見れると話をすると、特にお子さんには羨ましがられます。」

駐車場の一番奥、こちらは何だか分かりますか?

そうです。太陽光発電パネルです。古河ASでは、太陽光発電を導入しています。

CO2排出量削減に貢献する取り組みのひとつとして自家消費型太陽光発電設備を導入し、2022年1月31日に運転を開始しました。本社全体の使用電力の約12%を賄う能力を持つ大きな取り組みとなっています。

社内散歩にお付き合いいただきありがとうございました。
古河AS本社の雰囲気は伝わりましたでしょうか。

 

おわりに

見どころいっぱいの古河AS本社。社風が体現されたかのような空間は、滋賀の自然の力が最大限生かされた地域のランドマークでもありました。ここで事業活動を続けていく全員が一丸となって、さらなる相乗効果で持続可能な未来を目指していきます。
NTTファシリティーズ様とITOKI様のインタビューによる「番外編」では、設計コンセプトや建築のこぼれ話が盛りだくさん。ぜひ続けてご覧ください。

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